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2008年9月30日 (火)

吉弥×宗彦 落語と狂言 (加筆しました)

落語と狂言の会!
吹田のメイシアターに到着!(阪急吹田駅のすぐ前でした。)
初めて来るところなので早めに行動しとります。会場にはまだ時間がありますが、ロビーが広いので助かります。今日は、桂吉弥さんの落語と茂山宗彦さん出演の狂言の両方が楽しめるという、誠にお得な日でござる。

▲阪神―中日戦が雨天中止になったので、こちらに集中出来るのはよいとして、戦いの流れとしてはどう影響があるのだろう…。心配だ。▼23時頃に帰宅。吹田までやはり少し遠かった・・・でも行って良かった。

第137回吹田市民劇場 

 吉弥×宗彦 落語と狂言

プログラム

開口一番 「 子 ほ め 」 桂  佐ん吉

落  語   「 愛 宕 山 」 桂  吉 弥

トーク   桂  吉 弥 × 茂 山 宗 彦 

            聞き手 小佐田 定雄

狂   言     「 武 悪 」

  武悪・・・茂山宗彦 

  主・・・茂山七五三   

  太郎冠者・・・茂山逸平

「子ほめ」で登場した佐ん吉さんは、若々しく元気な話し方で笑わせてくれました。

「愛宕山」はDVDやTVで見たことはあるのですが、やはり、はめ物入りで生で見たり聴いたりする迫力にはかないませんね。お客のリアクションと一緒に味わえますからね。まくらから吉弥さん独特の毒を振りまいて面白かった。happy01 途中まで自分の出囃子の鐘を叩いていたそうで、降りてきた佐ん吉さんとチェンジしたそうです。(笑)

吉弥さんの「愛宕山」が終わった後、舞台中央に座布団が三枚ひかれて、 上手側に落語作家の小左田さんが座りました。トークタイムです!

>メモを取っていないので、うろ覚えですが大体こんな感じ・・・ということで。

「吉弥さんは落語の衣装から着替えに行きました。「愛宕山」という噺はかなりハードで体力を使うものです。枝雀さんが終わった後汗だくで楽屋でタオルで扇いでもらっていて、ボクサーみたいやなと思いました。吉弥さんにはどんどん「愛宕山」をやってカロリーを消費してもらいたいですね。(笑)」

そして、茂山宗彦さん登場、真ん中に座りました。会場に「ちりとてちん」のファンの子供がいたようで、吉弥さん登場で“草原兄さん”茂山宗彦さん登場で“小草若”と嬉しそうな声が聞こえてきました。(後方座席)吉弥さんが着替えている間、ふたりが繋いでくれているわけですが、早く着替えて出てこないと、どんどん言われてまずいことを言われるよ~とプレッシャーをかける小佐田さん。 (笑)

小佐田さんに「落語できるんでしょ?」と言われ、会場から期待の拍手がありましたが宗彦さん、いやいや(笑)という感じでかわしながら、「小米朝さんから頼まれたことはあります。5月の落語会で、既に狂言のお仕事が入っていたので兄さんすみませんって断りましたら、“そうか、また頼むわな。”・・・またってw」。小佐田さん、「繁盛亭に出るかもしれませんよ。(ニヤリ)」

徒然亭の兄弟子たちは撮影外でもあんな感じで仲がよくて、男子校のノリだったこと。ちなみに「ちりとてちん」の撮影スケジュールは偉い人から撮り終りヒロインは毎日大変だから早く帰れるようにしている。だから深夜まで残っているのは徒然亭の4兄弟だったとかwその中でも吉弥さんは一番年上でもあるし、筆頭弟子の草原役なので、局の食堂でみんなで食事を取るときは一番いい席をとり、草原兄さんが手を付けるまでみんな待ってたそうです。吉弥さんは楽屋で京本正樹さんや渡瀬恒彦さんの似てない物まねをしてひとりで喜んでいたとか、グラビア雑誌を見せて「誰がいい?」とか聞いておきながら、自分は「ないわ。」とか言ってたそうです。
そこへ「誰がやねん。」と吉弥さん登場。
宗彦さん慌てて下手側の座布団に素早く飛び移り、「兄さん、こちらへ、暖めておきました。」って真ん中の座布団をすすめていました。(笑)

「ちりとてちん」の後、忙しくなったでしょうという話になり、吉弥さんはDVD発売を突っ込まれたりしてました。宗彦さんに「兄さん、何回“愛宕山”に登りました?」。やっぱりリクエストが多いようです。「だいぶ登らせていただきましたよ。“ちりとてちん”食べて“愛宕山”に登って。(笑)」「身体壊しますよ!(笑)」

ふたりは何と偶然に同じ日に別の仕事で小浜にいたそうで、吉弥さんは組合か何かの余興、宗彦さんは「福井のグルメ旅」みたいな番組で、まさに小草若みたいにレポしてたそうです。 テレビ大阪で放送予定とのこと。
結構、他の人が出ている番組も見ているらしく、先日のTBS秋の感謝祭(?)紳介さん司会の番組に、四草役の加藤さんが出ていたのを見付け、「前から2、3列のところに座ってねん。ビックリした。ゲームにも出てて、ジャージ着て超短距離走でびりの上にコケてんねん。」「あんまり運動神経良いほうじゃないですからね。」といわれてました。

トークの後半は「武悪」の解説。

『武悪』を演じるのを決めたのは、お父さんの七五三さんだそうです。
「太郎冠者逸平、主を宗彦、武悪七五三・・・って、それやったら吉弥×七五三ですやん! (笑)」山本家と合同の時にやったことはあっても、茂山家の舞台で武悪役をするのは、今日が初めてだそうです。「今日は 物凄い形相で怒っている親父に怒られてる僕、間に挟まれる逸平というピッタリ?の図ですね。」

「太郎冠者の刀遣いを教えてもらってたんですけど、僕の刀の扱いが良くなかったんでしょうね。据わった目をして親父が一言、“それでは人は斬れん。”って。切れまっかいな!そんなんと違うでしょ。」 小佐田さんが 、「七五三さん、昔に生まれたら何になりたいかって聞かれて『辻斬り』言うてましたな。」 「侍みたいな人ですからね。」で分からん落ちになってました。(笑)

「前半は本当に笑うところないですよ!」
太郎冠者をやったとき、不奉公して(出社拒否みたいなもの)主人を怒らせ、その命令で武悪を斬るのが辛くて泣いてしまったみたいなこと言ってました。

「でも、逸平やったら役と違うかったら斬りようやろな。ちりとてちん終わった~、もういらん~(膝立ちしてバッサリ袈裟斬りの動作)。」 (笑)
吉弥さん「だんだ~ん!(同じくバッサリの動作)w」「次でますからね。」

少し前の話題で吉弥さんが、宗彦さんが落語するのを見て気持ちの入れ方とか勉強になったといってました。「寿限無で号泣するんですよ!そんな噺じゃないのにw」落語家はひとりで何役も演じ分けるので、どこか冷静な自分が常にいるのだそうです。(本気で泣いてしまったら次の人物が出来ない。)

「本当はあまり感情をいれてしまうのは良くないんです。狂言は決められた台詞と型で成立していて伝わるようになっています。それが600年続いてきた力だから。役者の色を出したり変えたらダメなんです。おじいさんはそのあたりを上手に出してはりますけど。」

そこで、「吉弥兄さんは上手に色を出してはりますな。」と振ると、吉弥さん膝立ちしてお腹をさすり、「ええ、このへんに。」(笑)すっかり自虐基本ネタになっているのか、お腹がポッコリしてるのを突っ込まれると、「最近アンケートで、“帯の色が分かりません”って書かれた。」小佐田さんに「まわしや言われたとかw」と言われて、「大麻はやってません。」ときっぱりいってました。(当たり前だw)

面白かったのが小佐田さんが、宗彦さんが武悪をすると聞いて凄く見たかったそうです。「いいなあ、でもチケットないんやろ。」って残念がっていたら「トークショー出るやん。」って言われて、「この仕事あるの忘れてた(笑)。こういういいこともあるから嬉しい。」と言いながら「でも、客席側から見られへんし、あのへん空いてるから座っててもいいかな?」って、本当に見たそうにしてました。「舞台のあのすみやったら空いてるから座っててもいい?」「ライトが(頭に)反射するから駄目。」毒舌な吉弥さんでした(笑)happy01

う~ん、大体こんなところでしょうか。

『武悪』

▲あらすじ▲主人は武悪の不奉公を怒り、成敗するよう嫌がる太郎冠者に無理に命令する。冠者は主人の刀を借り武悪の家を訪ねる。武悪は武芸に秀でているので不奉公のお詫びに魚を捕まえて献上するようにすすめ、武悪が魚をとっているところをだまし討ちしようとする。しかし、武悪が嘆き恨みながらも覚悟を決めた様子を見て、殺すことが出来なくなる。武悪に、主人には討ったと報告するので、お前は遠い国に逃げて姿を隠すようにと言い、見逃す。

偽の報告に気分を良くした主人は東山に行こうと冠者を伴って出かける。そこに、清水の観音様にお礼参りに行く途中の武悪と、鳥野辺当たりでばったりと出くわしてしまう。逃げる武悪。不審に思った主人は確かめに行こうとするが、冠者が止めに入り自分が変わりに見に行った。武悪に幽霊の格好をして主人と会うように知恵をつける。「最後にご主人様に会いたかった。」と言い残して死んださまよえる武悪の幽霊であると報告する。

幽霊と聞いて、びびる主人。そこにザンバラ髪の幽霊の格好をした武悪が登場。そして、冥途で主人の父親に会ったと言って、注文だからといって、太刀・小刀・扇子を受け取る。さらに、冥途の屋敷は広いので来るように言っていたというと、それは流石に・・・と思ったのか、狭い屋敷の方がいいし、隣の土地も買ったとか言い訳して逃れようとする。それを武悪が一緒に冥途に行こうと主人を追い掛け回す。▲

前半は本当に笑うところがない悲惨な話です。主人の非情な命令に苦しむ太郎冠者。何も知らずに「主人に取り成してくれてありがとう」とばかりに魚とりをしようとする武悪。彼を討たなくてはいけないのだけれど、どうしても出来ないその心の迷いが伝わってきました。現代語ではないので分かり難い所もありますが、身振りで大体話の流れが分かります。

太郎冠者が実は主人からの刺客だったと分かり、騙し討ちしようとした恨み言や命乞いもするけれど、ついに覚悟を決めます。この当たりは台詞のやり取りに緊迫感ありました。「切りやすいほうの肩から斬れ!」と叫び高く飛び上がって空中で腕組み胡坐の姿勢をとりそのままストーンと落ちてくるのは凄かったです。その後の主命に背いて見逃すことにした太郎冠者と武悪の別れは悲しかった。そして、偽の報告に喜ぶ主人。身分制度の悲劇の話でした・・・ここまではw

ばったり鳥野辺で出会ったところからはドタバタ喜劇です。鉢合わせしそうになるところなんかドキドキしました。(笑)おかしい、と思ってしかと見ようとする主人の前に立ちはだかって邪魔する太郎冠者。背伸びブロックとかw 何とか主人を待たせてその間に策を練るふたりが面白い。

冠者「お前、折角逃がしたったのに何でこんなとこちょろちょろしてんねん!あほか!」武悪「観音様にお礼参りに行こうとしてたんや~。どないしょう。」冠者「見られてしまったからしゃあない、お前幽霊のかっこして出て来い。」武悪「今まで色んな物になったけど幽霊はないわ。」って言ってるようでした。(笑)

部下に平気で朋輩を討つように命令したくせに、幽霊を怖がる気の弱い主人。幽霊に化けた(笑)武悪にまんまと騙されるお馬鹿な主人。あの世の屋敷に一緒に行こうと言われ色々と言い訳して逃れようとする主人を卑怯なと追い掛け回します。この当たりは爽快です(笑)狂言では権力者は最後にはコケにされて笑いものになるようです。

からくりを知っている太郎冠者が、武悪と主人の間に挟まれ驚いたり慌てたりする様子と間が良くて笑える。段々調子に乗ってくる武悪もいいし、間抜けな主人も可笑しい。

ホールなので本式の舞台ではありませんでしたが、久々に見た生の狂言は底抜けに面白かったです。

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コメント

お久しぶりです。
『陽炎の辻2』楽しみに、拝見しています。

落語や狂言が生で見られるなんて、
羨ましい限りです。
逸平さんは、『だんだん』に
出演なさっていますね(笑)

>行さん

お久しぶりです。
『陽炎2』、毎回面白いですね。

落語会は今まで知らなかっただけで、調べれば小規模な落語会は結構あるようです。定席は繁昌亭ぐらいですけど。
狂言の方は、能楽堂に行くのにまだ少しハードルがあるような気がします。(笑)暫くは京都チャンネルのお世話になりますw
『だんだん』は今週からでしたね。もともと朝ドラ見ない方なのでうっかりしてました。宗彦さん司会の昼の番組にゲストで来るかもしれません。

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