★ お願い ★

  • ブログ記事の転載・引用は御自由に。 その際は、こちらのリンクを貼ってくだいますようお願いします。 書き起こし記事などは後で追加・誤字訂正をすることがあります。
2016年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

        

  • 麻生内閣メールマガジン

    麻生太郎オフィシャルサイト
無料ブログはココログ

« 【政界キーパーソン】5.27 谷垣禎一 自民党総裁に聞く ・前編 【ラジオ番組 書き起こし】 | トップページ | 今週の俺達の麻生太郎☆為公会例会 6/7 (2012) »

2012年6月 5日 (火)

【政界キーパーソン】6.3 谷垣禎一 自民党総裁に聞く・後編 【ラジオ番組 書き起こし】

谷垣 禎一 自由民主党総裁がラジオ番組に2週にわたって御出演です。happy01 

6月3日放送分の書き起こしです。(聞き取れなかった箇所は、 * * * としています。)

特に後半部分はとても素晴らしいインタビュー内容になっています。NHKはじめ他のTV番組は反省していただきたい。同じ政局話からであっても、此処までの話が聞きだせるのだから。長野さん、流石ベテラン。GJsign03

政策や色んなことを言ってても、最終的には、この人の言ってることは信用できるか否かって人間性の問題になってくる。そこを引っ張り出さないとね。何の為の公共の電波なのか。

原子力発電も含むエネルギー対策についても、近視眼的な極端な見方じゃないくて、現実的な広い視野に基づいた意見を述べられています。・・・てか、物凄く常識的。こういう当たり前のことを言ってても違うように聞こえるのは異常としか言いようが無いです。

201233_b

だから悔しいから、負けて悔しいから、
もう一回政権に戻るんだっていうんじゃなくてですね、
これやっぱり長い間国民に信頼していただいて、
政権で経験を積ませていただいた。
その経験の蓄積は半端なものではない。
これは自民党だけのものじゃないと思うんです。
国民からいただいた国民の為に生かしていく財産だと私は思います。

そう考えるとやっぱり解散に追い込んで
我々が政権を取り戻して、
皆さんに安心していただけるような事をきちっとやる。
これが自民党の国民からいただいた使命だと思っています。

谷垣総裁のこの言葉・・・きちんと国民に届いて欲しいです。

タニガキジャーって言ってる人達も、これ読んだら気持ちが変わると思うんだけど。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 長野祐也の政界キーパーソンに聞く ~21世紀日本への提言~
                  http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/keyperson.php

 国内外の政治課題や政局の焦点、日本のあるべき姿などについて政界のキーパーソンを招き徹底討論します!

以下の放送局で同じ日曜日に放送されています。
□ MBC南日本放送   8:00~ 8:30 □ KBC九州朝日放送 10:15~10:45 
□ CRKラジオ関西     18:00~18:30

パーソナリティー : 長 野 祐 也 (ながの すけなり) 政治評論家
  ゲ  ス  ト  : 谷 垣 禎 一 (たにがき さだかず) 自由民主党 総裁 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

===  国会議員など政治の世界で半世紀。大学客員教授も勤めた異色の政治評論家・長野祐也が、政界のキーパーソンに鋭く迫ります。 ===

(敬称略)

<長野> 『長野祐也の政界キーパーソンに聞く』 本日のゲストは、先週に引き続き政局の鍵を握る、政権奪還を目指す、谷垣 禎一  自民党総裁です。5月24日自民党本部での収録です。 谷垣総裁、今週もよろしくお願いいたします。

<谷垣> よろしくお願いいたします。

<長野> まずは自民党の目指す原発のあり方です。財政再建や社会保障の問題もありますが、なにぶん経済の活性化を考えると、エネルギー問題があの、大変重要になってきます。自民党は原子力発電を推進してきた立場を転換して、福島第一原発事故を教訓に脱原発依存、そこに到るまで行かなくても、ま、縮原発に向かうことになるんでしょうか。

<谷垣> 私はあの・・・、この原発問題についてはですね。まず安全性の確認を大前提にするというのは言う必要も無いことだと思います。しかし今迄、30%を原発が占めてきたわけですので、え~、この事故が起こってから新規の原発の立地や何かは、もう難しいことは間違いないですね。

<長野> ええ。

<谷垣> それから福島第一原発なんてのは、廃炉にせざるを得ない、これも明らかです。で・・・ただ、だからと言って、総て原発を止めて行けるかって言うとですね、今迄日本の3割を賄ってたものを代替するものは、今すぐ、あの~、考えられる・・埋められるものが出てくるとは私は思いません。ですから当面やっぱり再稼動させると、安全性を前提に再稼動させるっていうことが必要だと思います。

そうして10年ぐらいかけて他のエネルギーですね、再生可能エネルギー、その地熱はどうだ、太陽光はもっと安定して使えるか、或いは風力はどうだというのを徹底的にやっぱりやったらいいと思うんですよ。それで10年ぐらい経って、これでいけるって方法があったら、或いはもっと原発をもっと減らしていくという政策も可能かもしれません。あの・・・しかし、今の段階では私はまだそこまで判断できないと思います。だから基本的にそういう考え方で安全性を前提に、原発は再稼動させると。そして、再生可能エネルギーと他の或いは技術革新、或いは省エネ技術等も含めて全力でやると。

で、そういう風にしませんとね、結局エネルギーが安定的に得られるかどうか分からない。そうなると工場なんかも操業が出来るか?ということになると、じゃあ、ベトナムに行こうかとか、日本の中じゃ出来ないねって話になって雇用も無くなってしまう。

それから原発がやっぱり動かせないとなりますとね、火力を使わなきゃいけません、ね。そうしますと今迄CO削減しようって一生懸命やってきたんだけど、やっぱりCOをどんどん出すということになる。しかもあの、やっぱり原発というカードがありませんとね、足下見られて高い値段のエネルギーを買わざるを得ないってことになる。交渉カードがなくなっちゃう。

それやっぱり、日本の国富を減らすことになって、最近、経常収支があの・・・赤(字)になってきているっていうのもですね、エネルギーを買ってかなきゃならないと、言うことがかなり足かせになってるというわけですね。だからあくまで、その、原発の安全性確認ということが大前提であるんだけど、再稼動させてやっていくと言うことじゃないかと思います。

<長野> いやあ、私も全くね、今の谷垣総裁の仰ったことが正論だし、同感ですが、え~、東洋学園大学教授のね、桜田純さんがね、ちょっと別な面から非常に鋭い指摘をしてるんでですね。

<谷垣> ほお。

<長野> その・・・原発が日本における原子力の位置付けに関して、原子力発電の持つ安全保障対外政策上の意義という観点からね、彼は安全保障の自主性を担保できるのは、国際環境次第によってはいつでも核武装に踏み切ることが出来るという選択肢を裏付ける核技術抑止力の意義である。原子力発電の運用と管理によって培われた核技術能力こそは、こうした核技術抑止力の下敷きになるものなんだと。

日本でこういう事故があったにも拘らず、多くの国が依然として原発設置の流れを変えていない中で、あの・・・それに伴うリスクも当然広がるけど、そうであれば福島での経験の上に立って、そのリスクに向き合うための諸々の知見を世界各国に提供出来るはずであると・・・いう指摘をして、依存縮小はありえても完全撤退はありえないんだというね、ま、指摘をしてて、私も全く同感ですが。

<谷垣> ふむ。

<長野> その安全保障とか、この対外政策上の意義ということについても、総裁どんなお考えですか。

<谷垣> これはあの・・・今の桜田さんのお考え方はですね、お考えは、日本の原子力政策の背景にそういう考えが無かったとは言えないと思います。潜在的にはそういう考えがあったと。あんまり表には出して来なかったですけどね。それから、もう、つまりその・・・核兵器を開発しなくても、あの核エネルギーを利用する技術というのは確立しなきゃならないと、これが一番主な考え方でしたけど。今のような考え無かったとはいえない。

それからもうひとつは、万一日本が、原子力発電の技術を保持していかないとなると、結局、核(兵器)保有国だけが原子力エネルギー技術を持つということになってしまうと。これも安全保障や何かの面で見て、そういうことになっていいのか、やっぱり平和利用に厳格な・・・何て言うんでしょうか、この・・・ルールを自らに課してね、尚且つ原子力エネルギーを開発していくという国の存在ってのは、私は貴重だと思いますよ。

<長野> まあ、「羹(あつもの)に懲りてなますを吹く」という風情で、この軍備の意義をね正当として認めようとして来なかった風景が、この今、第一原発事故以降、原子力のね、扱いに絡んでもまた出てきてるなあという感じがしますね。

谷垣総裁はあの、政権交代がまあ、頻繁に起きる時代に入ったのだから、マニフェストで掲げた政策を変更する時には国民に信を問い直すという、まあ、ルールを作るべきだと言われたことは、そういうことかとなあと思うんだけど。早期解散を求める今をもっては、そういう日本政治の先々を見通したルール作りの第一歩という風に受け止めて良いんですか。

<谷垣> あの、そうです。ただですね、問題はそんな単純でもないと思うんです。例えばですね、外交政策なんか今TPPでですね、政府がどういう交渉をしてるのか野党第一党の党首にもあんまりよく分からないんです。

<長野> なるほど。

<谷垣> で、政府の中に入ったら、ああ、こういう現実があったのかと思うことはですね、野党で情報が十分にないと私は十分そういうことはありうることだと思います。内政に関してはね、国保がどのぐらいの財政状況かなんていうのは、ちょっと勉強すれば野党でも分かりますよ。だけど、外交関係は分からないこともある。そうすると政府に入ったら、なるほど俺たちの考えてることは違ってたと、だから改めなきゃならないということも出てくると思うんです。

だからマニフェストの扱いをどういうものにしていくかっていうのはですね、あの・・・一部の学者が“書いてあることはやるんだ、書いてないことはやらないんだ”なんて言ったマニフェストを大いに持ち上げたけれども、もう少し、あの何て言うか現実的な見方が必要だと。だけど、基本的にケジメ無くズルズルズルッと行くのは、やっぱりおかしいんじゃないかと、いうことだと思いますね。

<長野> まあ、フランスの新しい大統領もね、現実に大統領になってみると、やっぱりギリシャ危機への対応などもね、ユーロ全体の協調ってことが、どうしても優先せざるを得ない現実がね、あるのと同じ様に、まあ、マニフェストの問題にはそういう問題があるかなと思いますね。実際に政権に入ると。

衆議院の解散総選挙にも関りますが、選挙制度の見直し議論については、どんなお考えなのか。やはりあの、中選挙区に戻して政治家ひとりひとりの力量で競い合う方が日本の政治にとってプラスだっていう風にお考えですか?この辺は如何ですか。

<谷垣> ここはねえ、三つ問題点があると思ってるんです。ひとつはやっぱり、最高裁判所から一票の格差がありすぎると、憲法違反だと言われてる、これにどうこたえるか。それからあの・・・中選挙区から小選挙区に基づく制度に変えたけれども、これで良いのかという問題。それから三つ目は、国民に増税を求めるんだったら国会議員も痛みを自ら分け合うべきではないかという観点が三つ。つまり定数を減らせという話ですね。これみんな三つ性格が違うんです。

で、私はまず第一の裁判所から一票の格差って憲法違反だって言われてるんだから、まず、なにをおいてもやらなきゃいかんと思います。それから今の長野さんの問題意識、つまり、中選挙区の方が良かったかという問題なんですね。私は、小選挙区・・・小泉チルドレン大量に生まれたら次は大量に討ち死にですよね。そして、小沢チルドレン。今度は、そう言っちゃあ失礼だけど、小沢チルドレンが大量に落選するんですよね。

で、こんなに振幅が多いと政治家も育たないし、その・・・二院制の中では参議院と衆議院の捩れがしょっちゅう起こると。私は中選挙区の方が、マイルドにそういう民意の変化を組み取って行く制度だと。それから、いたずらな捩れも生み難いと、まあ、捩れを生じないとは言わないですけど。そういう意味からいうと中選挙区をもう一回議論すべきではないかと私自身は思っています。

<長野> まあ、中選挙区の議論をもう一回やろうということは議連なども出来てね、相当超党派でそういう流れが有るので、取りあえずは、この次選挙をやる前に一票の格差の問題だけは最高裁の判決から無効と言われない為には、もっとこう、幹事長レベルに今なってきているけど、野田さん自身がやっぱり自らのね決断で決着をはかるリーダーシップを出しても良いのではないのかなあという感じがします。

=== 今日のゲストは谷垣禎一自民党総裁です。後半は改良安保、九月の総裁選、再選を目指すのか、自民党の支持率回復などを討論いたします。 ===

谷垣総裁、アメリカとね中国との間で日本がアジアを太平洋の安定の為にどういう役割を果たすかが大変重要になってきていると思うんですが。政権交代があっても変えるべきでない日本の外交と安全保障の機軸、どう国民に訴えていかれますか?

<谷垣> あの、外交と安全保障の機軸が、あの・・・日米安保条約ですね。つまり日本とアメリカの同盟関係です。これはあの・・・、民主主義っていう価値観も共通である、それからやはり、いま中国に経済力抜かれましたけども、まだ個人であればまだ日本の方がずっと大きいんですね。そういう経済大国、大きな思想を同じくする両国が太平洋の両岸でガッチリ握手してるっていうのは、私は日本の安全だけじゃなしに、この地域の安定の為にも非常に役立つと思いますね。

これが基本であることは、あの、今後も間違いありません。で、これを基礎にアジアとの良好な関係を作っていくってことだと思います。ただ、ひとつ考えておかなきゃいけないのは、アメリカは、この日米安保条約を作った当時は圧倒的な強国でした。しかし、やっぱり、他のところがいろいろ発展してきたりして、アメリカが今やあの、一番の強国であることは間違いないけど、圧倒的な力を持ってるというわけにはいかない。そうなるとですね、今まではアメリカの防衛力や何かに頼ってきたところが非常に多いし、今後もアメリカの軍事力というものに日本はおってるものが多分にあるんだけど、日本で出来る努力はもっとやってかなきゃいけないんじゃないかということですね。

それからもうひとつは、中国もやっぱりどんどんこの、経済も発展しているけれども軍事力も、それから大国としてのプライドもますます強くなっている。で、そういう時に、中国とのあの関係も勿論大事です。で、他アジア諸国とも連携していくということ、もっともっと考えていかなきゃいけないと思いますね。

<長野> 今後半でね、お話のあった中国ですが、軍事力増強を伴う海洋侵出が非常に著しいですね。中国とフィリピンとの衝突もまあ、決して他人事ではない。尖閣を含む我が国の海洋安保にどう対応すべきだっていう風にお考えになっていますか。

<谷垣> これはあの、先ほど申しあげたこととも関係がありますけどね。島嶼防衛とかなんか、まあ、ずっと米軍に頼ってきたんですね。もう少し日本の海上自衛隊が海保でもですね、あの、対応能力を高める努力をしなきゃいけませんね。

それからあの・・・、もうひとつはやっぱりこれは、中国へのですね、中国あるいは北朝鮮なんかもっともっとあれですが、中国あれだけ軍事力を増強してんのに対して、その、中国に対する説明責任ですね、オープンにして、ようするにお互に意図が分かってれば、あの、安心も出来るけど、意図が分からないと、余計その・・・なんていうんですか、疑念が高まって、やらなくてもいい喧嘩もしなきゃならない。だからそういう国に、軍備があれだけ増えていく時の説明責任、透明性ってのを求めていくってことを、もっとやらなきゃいかんのじゃないかなと思いますね。

<長野> ま、中国の高官がね、あの、尖閣諸島は核心的利益と明言をしました。ま、今後はあの・・・非常に中国の出方が強くなってくる可能性があるわけですが。あの・・・そういう意味では、私はやっぱり領土を守るための具体的な行動が必要になってくるし、特にあの、今国会に出されている海上警察権強化に向けた海上保安庁法の改正案とか、或いはあの、尖閣諸島への、まあ、自衛隊の常駐させるかどうか、或いは監視レーダーを設置するとか実行統治をもっとね広めることが必要になるかなという感じがしますね。

そこであの、自民党も3年近い野党暮らしを味わってですね、党の財政面などでも厳しさも増して御苦労も多いんだろうと思いますが、一方で将来に向けて、新たな財産となったものも何かありますか?

<谷垣> これはですね、新たな財産というか、やっぱり自民党が何故今まで良かったのかっていうことも、反省はしなきゃならないけど、良かった点も考えなきゃいけないわけですね。で、私はね、やっぱり自民党が忘れてはいけないのは、全国・・・やっぱり通津浦裏にまで、それなりに組織があってですね、地方議員まで持ってる政党って言うのは、そんなに簡単に出来るわけじゃないってこと、つくづく思いました。民主党もね、衆議院でこそ、あの、480の内302席持ってますが、全国の組織はまだまだ不十分ですよ。地方議員の数も少ない。そういう意味では共産党さんの方がね、やっぱりそういう伝統がありますね。公明党さんもありますよ。だけど一番は、やっぱり自民党です。

で、これがあるからどうかがね、あのやっぱり東北の大震災でも地方の声を吸い上げ、また政治がやってることを、あの、住民に、被災者住民にも出来るだけ伝えていくっていうのが、なかなか進んでないのは、ある意味では民主党の未成熟ですね。

だから今いろいろ第3極が必要だとかいろんな議論がありますけど、あの・・・やっぱり政権を担っていく、あの国民の声を吸い上げる、国民にまた政治の意志を十分伝えていく為の政党を作っていくって言うのは相当時間がかかるんだと思います。そこをもう一回、我々はですね、あの・・・しっかり意識して、地方選挙を大事にし、地方議員のやっぱり質を高めてですよ、そういうことをやっていく必要がある。だいぶそれこそ努力してきたつもりなんです。

<長野> まあ、あれだけ長く政権を担当してきた、まさにそこが財産だと思いますね。

野党自民党の総裁として、政権を担当していない立場でのまあ、もどかしさっていうことを感じることも多いと思うんですけど。日本の為には、まだまだ為すべきことはあると言うお気持ちで、9月の総裁選挙で再選を目指す考えがもう、固まっておられるんですか?

<谷垣> まあ、あの野党第一党の総裁はですね、単に与党を攻撃してれば済む問題じゃあないと思います。やっぱり、あの自分達の主張もし、それを自分達が中心になって、それを実現していくんだという思いが無ければですね、野党第一党の党首は務まらないと。だから総裁選に出るかどうかっていうような議論は(笑)、しばらく置きましてね。やっぱり基本的に自分達が責任を持って物事を作っていくんだと、日本を建て直していくんだって、こういう気概は持ってるつもりです。

<長野> 私はね、秋の総裁選挙で、あの、十分立候補されるだけの実績は谷垣総裁作ってこられたと思いますね。例えば、各地の選挙は連戦連勝ですよ。ね。それから、私はね、一番大きなのは何かというとね、何よりライバル民主党の総理二人をね、潰した実績っていうのはね、戦果は非常に大きい。最後に此処で、今の社会保障と税の一体改革で自民党案を飲ませることが出来ればですね、私は総裁選に再び立候補される実績、十分あるという風に評論家としては、評価したいと思いますね。

<谷垣> ありがとうございます。(笑)

<長野> ところで、その野田政権の支持率はね依然として低空飛行なんだけど、一方、自民党の支持率回復もね、ままならないわけで。そこの自己分析と今後の総選挙も睨んで、支持率をね、あの・・・回復をさせていくお考えですか?

<谷垣> そうですね・・・この支持率をどうしたらUPできるかっていうのは、私にとって最大の課題であるんですね。まあ、確かにですね野党でおりますと、どうしても、あの・・・メディアなんかの露出度も高くないんでですね、過去の例を見てみましても、なかなかあの選挙の直前になると野党の支持率ってのは上がってくるんですけど、まあ、なかなか上がらないってことが・・・あの・・・あります。

それと、もうひとつの問題はですね、自民党だったら何をやるのかっていうことが十分伝わっていない、批判ばかりしている自民党は多分あんまり魅力無いんでしょうね。あの・・・野党だから批判もしなきゃいけません、だけれども、自民党にはやっぱり完全な野党を国民は期待してるわけではないと思うんで。

自民党だったらこういうことをやって行くと、やっぱり我々がこれから強調しなければならないのは、どこにその日本の成長の種を見出して、それを育てていくかっていうことをもっと強調して行かなければいけないんだと思います。そのあたりの努力はもっと必要なのかなと思います。

<長野> まあ、民主党の外交や安全保障に対する、何か一貫しない迷走ぶりを見てくるとね、とても日本国をあずけるには危機感を持ってる国民はたくさんいるのでは。

<谷垣> はい。

<長野> 私はやっぱり、外交とか安全保障の問題への実績に裏打ちされた、この安心できる一貫した政策をねえ、もっともっとアピールしていいのかなあという感じがしますが。自民党は先に、憲法改正草案を発表しましたけれど、東日本大震災の教訓からも緊急事態対処を含めた国民の安全保障について、自民党はしっかりしたものを出してますが、次の一手、もう私はどんどんまた出すべきだと思うんですが、その辺如何ですか。

<谷垣> まあ、これはあの・・選挙の時は、選挙に向けた公約はですね。当然あの・・・次の一手を出していかなきゃいけませんが、これはいま、秘中の秘で・・・あの、思い巡らせて議論しているところです。

ただやっぱり、今色々何となく日本人は自信を失ってますんでね、あの・・・震災もそうですし、何となく物事が進んでいかない。だからやっぱり、日本の将来の明るい展望を少しでも出したいと思うんです。

それは、あの先ほど申し上げた、成長をどうして行くかってことでもあるし、それからもうひとつは、あの・・憲法なんかもそうなんですが、日本人が持ってきた良い面っていうのがあると思うんですね。今回の東日本大震災でも、そういうところが随分みんな日本はこういう良いところがあったんだって気が付きましたんで。やっぱりそういうものを、きちっと、あの・・・育てていくというか、教育の中でも仕組んでいくと・・・いうようなことをもっと考えていく必要があるんじゃないかとと思います。

<長野> まあ、草案を出されたのは、自民党らしさが出て来たもので、私も評価してますね。だから、やっぱり今この・・・大きな・・この大震災の後ね、やっぱり東京、或いは東南海いろんなところでも起こる可能性がある中で、やっぱいそういう安心感を出す為にもどんどん考えて貰いたいなあという感じがします。

<谷垣> 仰るとおりです。

<長野> 最後にね、解散総選挙に今国会追い込んでいく決意と次の政権奪還を目指す総裁の決意をこう・・短くお願いします。

<谷垣> はい。結局ですね。さっき仰った外交でも本当に日本の領土を守れるのかとか、震災復興もこの大きな震災でしたから誰がやったって100点満点は難しい。だけど私ね、ずーっと震災、被災地も見て、外交政策も見て、これ口幅ったいけれど自民党だったらもっと、有権者に安心していただけることが必ず出来ると思います。

だから悔しいから、負けて悔しいから、
もう一回政権に戻るんだっていうんじゃなくてですね、
これやっぱり長い間国民に信頼していただいて、
政権で経験を積ませていただいた。
その経験の蓄積は半端なものではない。
これは自民党だけのものじゃないと思うんです。
国民からいただいた国民の為に生かしていく財産だと私は思います。

そう考えるとやっぱり解散に追い込んで
我々が政権を取り戻して、
皆さんに安心していただけるような事をきちっとやる。
これが自民党の国民からいただいた使命だと思っています。

<長野> 今日のゲストは谷垣禎一 自民党総裁でした。谷垣総裁、ありがとうございました。

<谷垣> ありがとうございました。 

<長野> 社会保障と税の一体改革法案の行方がどうなるか、ひとえに野田首相と谷垣総裁の決断とリーダーシップにかかっています。お相手は長野祐也でした。

・・・・・・・・・・

TVの報道風味バラエティを見ても、やたらと橋下徹 大阪市長の大阪維新の会の話を絡めてくる。そして、第3極だとか、維新と組んで選挙を有利に・・・とかいろんなことを言っている。みんなの党は擦り寄ってるみたいだけど、自民党の主立った方達が冷静なのは頼もしい。
大島副総裁は、この話が振られると、「政党は幾つも新しいのが出来てきたけど、維持するのが難しい。」という旨の発言をされているし、麻生元総理は「実績を出してから・・・」と、まずは市の行政をやってねと(笑)。
そして、
>谷垣:今いろいろ第3極が必要だとかいろんな議論がありますけど、あの・・・やっぱり政権を担っていく、あの国民の声を吸い上げる、国民にまた政治の意志を十分伝えていく為の政党を作っていくって言うのは相当時間がかかるんだと思います。」
浮ついたところの無い良い回答だと思います。ぶぶ漬けかも知れんけどw

>谷垣:今色々何となく日本人は自信を失ってますんでね、あの・・・震災もそうですし、何となく物事が進んでいかない。だからやっぱり、日本の将来の明るい展望を少しでも出したいと思うんです。

私、この言葉を聞いて、麻生総理の所信表明演説を思い出しました。(これは仕方が無いw)やっぱり、日本と日国民を大切にしてる政治家さんは共通してることがあるんですね。基本的には麻生支持!ですけど、谷垣総裁を応援するのは間違っていないと思う今日この頃です。

>谷垣:自民党だったらこういうことをやって行くと、やっぱり我々がこれから強調しなければならないのは、どこにその日本の成長の種を見出して、それを育てていくかっていうことをもっと強調して行かなければいけないんだと思います。そのあたりの努力はもっと必要なのかなと思います。

6月4日に出した国土強靭化基本法案はこの一環かな。長野さんも、次の一手をどんどん出して欲しいと、何気にエールを送っておられましたが(笑)、それはこちらも望むところです。

谷垣総裁は、野田総理にもご自分の足元をしっかり固めなさいと言ってるけど、人に言うだけでなく、自民党や政治のあり方とか、日本の将来を見据えてしっかりと基礎工事しているようですね。

>谷垣:これやっぱり長い間国民に信頼していただいて、政権で経験を積ませていただいた。その経験の蓄積は半端なものではない。これは自民党だけのものじゃないと思うんです。国民からいただいた国民の為に生かしていく財産だと私は思います。

・・・蓄積された経験、日本の為に使わせないのは宝の持ち腐れ、勿体無いぞ!

>谷垣:そう考えるとやっぱり解散に追い込んで、我々が政権を取り戻して、皆さんに安心していただけるような事をきちっとやる。これが自民党の国民からいただいた使命だと思っています。

頼もしいぞ!頑張れ、ガッキー!!!
     解散総選挙!解散総選挙! 政権奪回は日本の為!happy02

・・・ インタビュー内の関連記事 ・・・・・・・・・・・・・

pencil 【日中首脳会談】「尖閣」で応酬 中国「核心的利益」 首相「固有の領土」 人権問題にも言及 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120513/plc12051321140007-n1.htm

【北京=桑原雄尚】北京を訪問中の野田佳彦首相は13日、北京の人民大会堂で中国の温家宝首相と会談し、沖縄・尖閣諸島の領有権問題をめぐって応酬した。温首相が「(中国の)核心的利益と重大な関心事項を尊重することが大事だ」と述べたのに対し、野田首相は「尖閣は日本固有の領土だ」と反論。野田首相は東シナ海における中国艦船の動向についても「日本国民の感情を刺激している。中国側の冷静な対応を強く求めたい」と懸念を表明した。

 温首相は会談で、台湾やチベットなど中国の安全保障問題の中で譲歩できない国家的利益を意味する「核心的利益」という言葉を持ち出した。この言葉を直接、尖閣諸島には当てはめなかったものの、東京都の石原慎太郎知事が都として尖閣諸島を購入する方針を表明したことを意識した発言とみられる。

 温首相は「釣魚島(尖閣諸島)は中国領土だ」とする従来の立場も改めて強調。これに対し、野田首相は「尖閣諸島が日本固有の領土であることは歴史的にも国際法上も明らかであり、日本はこれを有効に支配している」との日本の基本的立場を説明した。最終的に両首脳は「この問題が日中関係の大局に影響を与えることは望ましくない」との認識では一致した。 ・・・ 後略 ・・・ (2012.5.13 21:14)

clip 海上保安庁法及び領海等における外国船舶の航行に関する法律
の一部を改正する法律案について

http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h24/k20120228/k120228-1.pdf

【背景】我が国周辺海域における情勢の変化等に対応して、海上保安官等が一定の離島における犯罪に対処できることとするとともに、領海等において停留等を伴う航行を行うやむを得ない理由がないことが明らかであると認められる外国船舶に対し、立入検査を行わずに勧告及び退去命令を行うことができることとする等の改正を行う。

pencil 前田国交相をクビにして“尖閣”守れ! - 政治・社会 - ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120602/plt1206021433000-n1.htm

野田佳彦首相が、内閣改造を行う方針を固めた。交代濃厚な前田武志国交相(74)だが、問責可決後も居座ったため、海上保安庁に離島で違法行為に及んだ外国人の身柄を拘束する権限を与える「海上保安庁法改正案」を、衆院国交委員会で審議できない状態が続いている。中国が沖縄・尖閣諸島への野心を見せるなか、危機感が薄いといわざるを得ない。

 現行法では、海保が逮捕などの警察権を行使できるのは洋上に限られ、離島に上陸されたら手が出せない。例えば、外国人が不法上陸した場合には、わざわざヘリや船で警察官を連れてくる必要がある。2010年の尖閣諸島での中国漁船衝突事件を受け、野田内閣は今年2月28日、この“隙”を埋める改正案を提出した。

 同委員会の自民党筆頭理事、山本公一氏は夕刊フジの取材に対し、「理事会で、委員会に残っている10法案を、優先順位A、B、Cに分けた。同法案は国益に直結するので最優先の『A』に分類し、民主、自民、公明の各党は『早くやろう』と合意していた」と明かした。

 しかし、4月20日に前田氏の問責が可決されたため、委員会審議はストップ。同法案は所信演説すらできていない状態だ。

 山本氏は「前田氏は明らかな選挙違反をして問責された。それでも、交代せずに、審議に応じろというのはあり得ない。建設官僚出身の前田氏は、誰よりも法案が成立しない苦しみと、大臣の重みを分かっているはずだ。国会を動かすために、早く決断すべきだった」と話している。  (2012.06.02)

・・・・・・・・・・

この、「海上保安庁法」貝瀬に関する記事は、2日のもので、4日に内閣改造で新しい国土交通大臣が決まったけど・・・どうすんのよ。

野田総理は日本国の領土・領海を守る気が無いのかね?まずは此処からって、ところなのに。守りたいのは党を割らないこと?輿石という政界瓦礫はさっさと処理して日本の国のために働いて欲しい。自民党の歴代総理や谷垣総裁の演説や、自民党のキャッチコピーや法案名をパクってばかりいないで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

TVや新聞で報じられているだけが総てじゃない!
生活直結の議論は国会で行われている! 

国会を見よう! そして、「政党の総合力」を判断しよう!

happy01 衆議院テレビ http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
happy01 参議院テレビ http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
happy01 ニコニコ動画 生放送 http://live.nicovideo.jp/ (画質が向上しています!)
happy01 今日の国会中継速報 http://kuso-oyaji.jugem.jp/

« 【政界キーパーソン】5.27 谷垣禎一 自民党総裁に聞く ・前編 【ラジオ番組 書き起こし】 | トップページ | 今週の俺達の麻生太郎☆為公会例会 6/7 (2012) »

⊿ J-NSC 」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/182810/54875775

この記事へのトラックバック一覧です: 【政界キーパーソン】6.3 谷垣禎一 自民党総裁に聞く・後編 【ラジオ番組 書き起こし】:

« 【政界キーパーソン】5.27 谷垣禎一 自民党総裁に聞く ・前編 【ラジオ番組 書き起こし】 | トップページ | 今週の俺達の麻生太郎☆為公会例会 6/7 (2012) »